「風の谷のナウシカ」の劇中で使われていてとても有名な「ランランララ」の曲。
「風の谷のナウシカ」を詳しく知らなくても誰もが知っているほど有名な曲かと思いますが、
この曲には曲名が二つあることはご存知でしょうか。
また歌手は久石譲さんの娘さんということも驚きの事実です。
今回はこの2つを解説していきたいと思います。
「ランランララ」の曲名は二つある?
①王蟲との交流
「ランランララ」の一つ目の曲名は王蟲との交流です。
この写真のシーンは小さい頃のナウシカが子供の王蟲をかばっているシーンで、
最終的に大人に取り上げられてしまいます。
メロディは2曲とも同じですが、曲調が違っており、このシーンの曲は
暗く怖い感じを受ける曲調となっています。
②ナウシカレクイエム
もう一つの曲名はナウシカレクイエムです。
このナウシカレクイエムは怒っている王蟲たちを鎮めるために犠牲となったナウシカを
生き返らせるシーンで流れます。
王蟲との交流とは違って、少し明るい曲調になっており、ナウシカが生き返ったことを
喜び、平穏が戻ってくるイメージが伝わるようになっています。
この2曲については原曲があるようで、久石譲さんが作曲した
「遠い日々」という曲をベースにアレンジされた楽曲のようです。
2曲ともに別の曲として収録されていますが、そっくりなのはベースの楽曲が
同じだからと言えそうです。
「ランランララ」の歌手は久石譲の娘の麻衣
久石譲の娘・麻衣
「ランランララ」は2曲ともに子供の声で歌われています。
その歌い手は久石譲の娘さんの麻衣さんが歌っているとのことです。
久石譲さんは宮崎駿監督作品の音楽を多く手掛けており、「風の谷のナウシカ」もその一つです。
当時4歳だった娘の麻衣さんに「ランランララ」を歌わせてテープに録音したところ、
宮崎駿監督はそのテープをすごく気に入ったようで、そのまま採用されるという大抜擢となりました。
当時4歳だった麻衣さんは突然のことで何が起こっているのか分かっておらず、
スタジオに急に連れてこられて録音することになったことや
周りが大人ばかりで怖くて早く帰りたかったと後に本人が語っています。
まとめ:「風の谷のナウシカ」の曲「ランランララ」の曲名と歌手は誰?
いかがでしたか。
「ランランララ」に曲名が二つあったことやその違いにはとても驚きました。
映画のシーンと一緒に曲が流れるのでそのシーンのイメージで曲を聞いていましたが、
今度は曲調にも注目して聞いてみたいと思います。