こんにちは、azuです!
今回は「もののけ姫」に重要な役割で登場するシシ神様のモデルや正体について
解説していきたいと思います。
シシ神様のモデル
シシ神様の正体
シシ神は生命を与える・奪う力がある森の神様で、月の満ち欠けとともに生死を繰り返しています。
昼と夜で姿を変えており、昼は角がたくさん生えた鹿のような姿をしており、
夜はデイダラボッチに姿を変えて夜の森を徘徊しています。
作中でアシタカがシシ神のことを「命そのもの」と発言するシーンがあり、
森の動物や植物などを長く見守ってきた神様です。
シシ神の首には不老不死の力があるといわれており、エボシを筆頭とした人間たちに首を狙われています。
エボシは村の病人の病を治すために、ジコ坊は天皇からの命で権力争いやお金儲けのために
表上協力してシシ神を狙うこととなります。
シシ神のモデル
シシ神のモデルとなった動物は鹿だと言われています。
神道では鹿は神の使いとされているようで、
8世紀初めに書かれた日本最古の歴史書「古事記」で鹿が登場しています。
現在でも鹿を神の使いとして大切にされており、奈良の春日大社では境内で鹿たちを見ることができます。
また宮崎駿監督は漫画家の諸星大二郎さんのファンだそうで、
もののけ姫の作画はこの諸星大二郎さんの影響も大いに受けているそうです。
シシ神は死んだのか
シシ神の首が狙われた
シシ神は物語の終盤で、エボシ御前に首を撃たれてしまいます。
首を失ったシシ神はデイダラボッチに姿を変え、自分の首を探し回ります。
その時に生だけでなく、死をも司るシシ神はこだまや多くの人間たちの命を奪いました。
アシタカとサンが二人でシシ神に首を返すと朝日とともに湖に落ちて爆風とともにいなくなります。
サン「シシガミ様は死んでしまった」
アシタカ「シシガミは死にはしないよ。生命そのものだから。生と死と2つとも持っているもの」
二人のこの会話からシシ神は自然がある限り生きていると考えられます。
またもともとシシ神が生と死を繰り返す神様であったことからも
死んでは生き返るというのがシシ神様なのではないかと考えています。
まとめ:「もののけ姫」シシ神様のモデルや正体について解説!
いかがでしたか。
シシ神様の正体について少し深く知ることができたのではないでしょうか。
正体を知ると物語の見方も変わってきますよね。
少し怖い描写も多いですが、シシ神様にも注目して作品を見てみてくださいね!