2004年に公開された「ハウルの動く城」は小説「魔法使いハウルと火の悪魔」をもとに
宮崎駿監督が作り上げたジブリの名作です。
魔女の呪いで90歳の老婆に変えられてしまった18歳の少女ソフィーと、
美しい魔法使いの青年ハウルが心を通わせていくファンタジー超大作となっています。
そのキャスト陣も大物揃い!!今回はそのキャラクターと声優陣を一挙紹介していきたいと思います。
「ハウルの動く城」声優とキャラクター
ハウル
物語のキーとなる魔法使いハウルを演じているのはなんと木村拓哉さんです。
誰もが知っている国民的アイドル兼俳優ですよね。
鈴木プロデューサーが「ハウルという男性の誠実さ、いい加減さ、様々な側面を演じられるのは
木村拓哉さんしかいない」という言葉に宮崎駿監督もそれに賭けようとキャスティングが決まったとか。
その言葉通りハウル役は木村拓哉さんしかいないんじゃないかというくらいに役にハマっていました。
ソフィー
主人公ソフィーの声を演じているのは女優の倍賞千恵子さんです。
宮崎駿監督と同じ1941年生まれであり、「男はつらいよ。」ではそのかわいらしいルックスと声で
人気を博しました。
そんな倍賞千恵子さんは劇中で18歳から90歳まで姿を変えるソフィーの声を一人で見事に演じ、
話題となりました。
今作の主題歌「世界の約束」も倍賞千恵子さんが歌われており、歌手としても活躍されています。
荒れ地の魔女
ハウルの心臓を求めている荒れ地の魔女を演じているのは俳優の美輪明宏さん。
妖艶で存在感のある荒れ地の魔女。
実は宮崎駿監督は美輪明宏さんをモデルにして荒れ地の魔女を絵に起こしたのだとか。
美輪明宏さんもご自身が演じたキャラクターについて「鏡を見ているようなものですから。」と
語っており、美輪明宏さんの迫力ある声が活かされたキャラクターとなりました。
ちなみに美輪明宏さんは「もののけ姫」のモロの君を演じたことでも有名です。
カルシファー
炎の姿をした悪魔カルシファーを演じたのは我修院達也さん。
我修院達也さんと言えば「千と千尋の神隠し」では青蛙の声を演じており、
その特徴的な声が魅力の俳優さんです。
カルシファーは、ハウルとの契約のせいで暖炉から出られないちょっぴり可哀想な悪魔です。
何とか契約の秘密を暴こうとしていますが、なんやかんやソフィーとハウルを慕っている
とってもかわいらしいキャラクターです。
マルクル
ハウルの弟子・マルクルの声を担当しているのは俳優の神木隆之介さんです。
公開当時はなんと11歳だったとか。
「千と千尋の神隠し」では湯婆婆の子ども・坊は公開当時8歳、「借りぐらしのアリエッティ」
心臓の病を患う少年・翔を演じたのは公開当時17歳とジブリ作品の常連声優さんでもあります。
子どもらしい素直な性格が魅力的なキャラクターを見事に演じられています。
カブ
かかしのカブを演じるのは人気俳優の大泉洋さん。
カカシの姿の時は声を聴くことはできませんが、呪いが解けて本来の姿に戻ったときに
ようやく声を聴くことができます。
大泉洋さんもジブリ作品の常連で「千と千尋の神隠し」の番台蛙役、「猫の恩返し」の国語教師、
「思い出のマーニー」など多数の作品に出演しています。
まとめ:「ハウルの動く城」登場人物・声優キャストを一挙紹介!
いかがでしたか。
ジブリ作品の声優キャスト陣は有名な俳優さんが多く出演されていましたよね。
あのキャラクターの声はこの人だなんて話しながら鑑賞するのも
楽しみ方の一つかもしれません。
金曜ロードショーで何回も再放送されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。