こんにちは、azuです。
今回はジブリ「もののけ姫」のキャラクター一覧について
設定やモデルを踏まえて解説していきたいと思います。
キャラクター一覧 主要キャラクター
アシタカ
本名:アシタカヒコ。もののけ姫の主人公。
蝦夷とは北の地の果てに隠れ住んだアイヌ民族のエミシー族という一族の青年で、
ゆくゆくは一族の長になる予定でした。
村を襲ってきたタタリ神から少女たちを守るために戦い、タタリ神を仕留めましたが
その代償に呪いをかけられ右腕に赤黒いアザができます。
アシタカは呪いを解くために旅に出ることになります。
サン
もののけ姫とはサンのことです。
人間でありながらもののけ(山犬のモロ)に育てられました。
自分のことを山犬だと思って生きていますが、
かつては自然を荒らした人間たちが神々の怒りや山犬たちから逃れるために
生贄として森に捨てられた過去があります。
森を荒らす人間たちを恨んでおり、何度も山犬に乗ってタタラ場を襲撃しています。
ですがアシタカとの出会いで、大きく心を揺さぶられることになります。
山犬
二本の尾を持つのは犬神である山犬のモロで、300歳のメスです。
そのほかに実子である山犬二匹も登場します。
強靭な力に加えて、人間の言葉を理解できる頭脳明晰な一面があります。
森に捨てられたサンを実の娘のように育てています。
山犬のモデルは明らかにされていませんが、埼玉県秩父市にある三峯神社に祭られている
神様の眷属・オイヌサマではないかという説があります。
オイヌサマの化身とされる霧が白色されており、山犬も白く描かれていることから
何かつながりがあるかもしれません。
シシ神
シシ神は生命を与える・奪う力がある森の神様で、月の満ち欠けとともに生死を繰り返しています。
昼と夜で姿を変えており、昼は角がたくさん生えた鹿のような姿をしており、
夜はデイダラボッチに姿を変えて夜の森を徘徊しています。
シシ神の首には不老不死の力があるといわれており、エボシを筆頭とした人間たちに首を狙われています。
エボシ
山のふもとのタタラ場でリーダーをしているエボシ御前。
冷静沈着でありながらサンとも互角に戦える力を持っています。
エボシには人身売買された末に倭寇の頭目の妻となった過去があり、それもあってか
人身売買された女性たちを買い戻し、タタラ場で仕事を与え、普通の生活を送れるように
したり、病気の人たちにもできる仕事を与えたりと人情深い一面があります。
そのためタタラ場の人々からは絶大な信頼を寄せられています。
タタリ神
巨大な荒神で、ナゴの守と言われている。
神様が持つ荒神としての姿であり、憎しみや怒りが本来の姿から引き金となって
荒神となります。
タタリ神は歩くだけでその触れた部分や周囲の植物が腐ったり、呪いをかけた
タタリ神は歩くだけでその触れた部分や周囲の植物が腐ったり、呪いをかけたアシタカにも
狂暴な力を与えたりと災厄として物語では描かれています。
キャラクー一覧
ヤックル
アシタカの相棒であり、ヤックルに乗ってアシタカは旅に出ています。
ヤックルはアシタカにとても忠実な姿を見せており、ケガをしたアシタカにずっと付き添っていたり
アシタカを守ろうとしたりとその健気な姿にジブリファンの人気も高いです。
ヒイさま
エミシーの村の年老いた巫女。
村ではヒイさまの言うことは絶対であり、アシタカに旅に出るように告げた人物です。
布の上に石を置いて占っています。
モデルは明らかにされていませんが、古代中国の史書に記されている卑弥呼に
似ているなと個人的には思っています。
カヤ
アシタカの婚約者であるカヤです。
タタリ神が襲撃してきたときに転倒した少女の一人をかばおうと
ナイフを持って戦おうとする勇敢さがある少女です。
旅にでるアシタカに黒曜石を渡し、アシタカの帰りを待つ一途さがあります。
コダマ
木霊。樹木に宿る精霊たちを表しているそうです。
木霊のいる森は森が豊かな証であり、宮崎駿監督が木霊を描いたのは
木々に宿るいのちの重みをわかりやすくするためだと言っていたそうです。
まとめ:「もののけ姫」キャラクター一覧!設定やモデルを解説!
いかがでしたか。
気になるキャラクターの設定を知るとますます物語の深みを
感じることができますよね。
もののけ姫を見る機会があればほかのキャラクターも調べてみてもいいかもしれません。