こんにちは、azuです。
今回はジブリでも人気作品である「魔女の宅急便」で
魔女にキキが飛べなくなってしまう場面があるのですが、
なぜ飛べなくなってしまったのか気になっている方も多いのはないでしょうか?
その真相についてネタバレ考察していきたいと思います。
キキが飛べなくなったのは成長によるもの?
恋をしたから

キキは新しい街に出会ったトンボに恋をしてしまいます。
飛行船に夢中になるトンボに嫉妬したり、ほかの女の子と自分の服装を比べて落ち込んだりと
恋煩いにあってしまいます。
そうしているうちにどんどん空を飛べなくなってしまいます。
今まで何も気にしていなかったキキが自分の洋服やおしゃれについて考えるようになり、
人の目を気にするようになったのは思春期の女の子の変化として
よくあることかと思いますが、キキも同年代の女の子のような思春期が訪れたことで
魔女としての自分を考えるようになった、
恋がきっかけでスランプになってしまったというところでしょうか。
人の気持ちについて考えるようになった

劇中中盤で、老婦人の依頼で孫娘宛てにニシンのパイを雨の中届けるシーンがあります。
老婦人の思いを背負ってせっかくの思いで届けに行ったのに実は孫娘からは嫌がられていたという事実を知ります。
あの時にキキはよかれと思ってしていることでも、人にとって迷惑なこともあると知り、
魔女の宅急便として仕事をしている意義を考えるようになります。
今までは両親とジジと一緒に過ごし、いろんな人と関わることが少なかったキキにとって、
仕事で出会う人やトンボなどの友達と関わることで人の気持ちや人間関係について考えるようになり、
魔女の宅急便という仕事についても人のためになると信じて疑わなかったキキにとって、
初めての壁にぶつかったと言えます。
この出来事が空を飛べなくなったきっかけになったと考えても不思議ではないと思います。
自分の力の使い方を知る

今までは当たり前に空が飛べて何も考えることなく、魔法を使えていました。
こういうことって普段の私たちの生活でもありますよね。
今までやったことなかったのにやってみたらできる、体育は昔から得意であるとか。
ただそういうものって一時のものだけで、うまくいかなっかたときに
理由がよくわからなったり、なんでか分からないけどうまくいったりっていうのを
繰り返します。
そこから安定してうまくできるようになるには、どうしたら上手にできるのか
やり方やコツを学んでいく必要があります。
森の中で出会ったウルスラとの会話のなかで、魔法はどうやって使うのかと聞かれたときに
「魔女の血で飛ぶんだって。」
とこう返答します。この血というのは才能を指していると考えられます。
魔法についてキキにはもともと才能があり
今まではなんのなしに飛べていましたが、魔法の使い方や方法を意識してこなかったために
上手に空を飛べる方法がわからなくなってしまったということが考えられます。
まとめ:「魔女の宅急便」キキが飛べなくなったのはなぜ?ネタバレ解説!
いかがでしたか。
魔女にとって空を飛べなくなるというのは本当につらいことだと思います。
でも昨日まで普通にやっていたことが今日はできないなんて
そんな時期もありますよね。
そういった壁にぶつかったときの乗り越え方をキキを通して学ぶことができるかと思います。
ぜひ今度の金曜ロードショーで見てみてくださいね!
